PR

【動画配信サービス編 第1回】Netflix?Amazon? U-NEXT? シニアのための動画配信サービス選び方入門

デジタル生活【初級編】
スポンサーリンク
スポンサーリンク

はじめに

「動画配信サービス」という言葉を聞いたことはあっても、実際に何がどう違うのか分からず、契約に踏み出せない方は多いのではないでしょうか。

テレビ番組表を見て「見たい番組がない」と感じることが増えた方、お孫さんから「Netflixで見られるよ」と言われても、それが何を指すのか分からなかった方。

今回はそんな方に向けて、動画配信サービスの基本から、自分に合ったサービスの選び方までを、じっくりとご説明していきます。

このシリーズは全4回でお届けします。第1回目の今回は「そもそも動画配信サービスとは何なのか」という基礎知識を身につけていただくための内容です。

懐かしいドラマの探し方は第2回、スポーツ観戦については第3回、お得な契約方法については第4回で詳しくご紹介しますので、今回はまず全体像をつかんでいただければと思います。

やまねこ編集長も複数の動画配信サービスを利用して楽しんでいます。ドラマや映画を録画して大事にとっておいたVHSのビデオテープはもう不要になりました。

1.動画配信サービスって何?

テレビ放送との違い

これまで私たちがテレビで番組を見る方法は、決まった時間に決まった番組を見るというものでした。夜9時からのドラマを見逃したら、再放送を待つしかありませんでした。

動画配信サービスは、この「時間に縛られる」という制約から私たちを解放してくれるものです。インターネットを通じて、見たい作品を見たい時間に、自分のペースで楽しむことができます。

好きな時間に見て、途中で止めても大丈夫

たとえば夜8時から始まるドラマを、9時に用事があって最後まで見られなかったとします。テレビ放送であれば、続きは見られません。しかし動画配信サービスであれば、翌日の空いた時間に続きから見ることができます。

また、途中で電話がかかってきても、一時停止すればそこから再開できます。これは動画配信サービスの大きな魅力のひとつです。

スマホだけでなくテレビでも見られる

「動画配信サービスはスマホで見るもの」というイメージをお持ちの方も多いかもしれません。確かに若い方の中にはスマホの小さな画面で楽しむ方もいらっしゃいますが、実際には多くのサービスがテレビの大画面でも視聴可能です。

この点については第5章で詳しくご説明しますので、ご安心ください。「スマホでしか見られないなら自分には無理」と思う必要はまったくありません。

2.選ぶ前に「何を見たいか」を決めよう

動画配信サービスを選ぶ際、多くの方が「どのサービスが一番人気か」「料金が一番安いのはどこか」という視点で選びがちです。しかし、これは実はあまり良い選び方ではありません。

まず考えていただきたいのは「自分は何を見たいのか」ということです。以下のような分類で、ご自身の希望を整理してみましょう。

映画をたくさん見たい方

新作から旧作まで、幅広い映画を楽しみたい方には、映画の充実度が高いサービスが向いています。

懐かしい映画には、その内容はもちろん、誰と一緒に観たかなど、いろいろな思い出がありますよね。

国内ドラマ・バラエティが好きな方

日本のテレビ局が制作したドラマやバラエティ番組を楽しみたい方は、どのテレビ局系の作品に強いサービスかを確認する必要があります。この点は第2回で詳しく解説します。

海外ドラマやオリジナル作品が見たい方

話題の海外ドラマや、配信サービスだけで見られる独自制作の作品を楽しみたい方向けの選び方もあります。

NHKの番組を見たい方

朝ドラや大河ドラマ、NHKスペシャルなどを見たい方には、専用の視点が必要になります。

スポーツをライブで見たい方

プロ野球やサッカーなどのスポーツ観戦を楽しみたい方には、専門性の高いサービスが向いています。こちらは第3回で詳しくご紹介します。

このように、「何を見たいか」によって最適なサービスは変わってきます。料金の安さだけで決めてしまうと、後から「見たい作品がない」と後悔することになりかねません。

3.主要サービスを一覧で比べてみよう

ここでは代表的な動画配信サービスを一覧表でご紹介します。料金やプラン内容は変更されることがありますので、契約前には必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

サービス名主な月額料金(税込)※2026年9月現在通常の無料体験得意ジャンル同時視聴の目安テレビ視聴
Amazon Prime VideoPrime会員 月600円/年5,900円初回30日間幅広いジャンル・オリジナル作品複数台可(条件あり)対応
Netflix890円/1,590円/2,290円なし海外ドラマ・オリジナル作品プランによる対応
U-NEXTWeb 2,189円初回31日間作品数の多さ・雑誌読み放題最大4アカウント対応
Hulu1,026円 ※10/1から1,320円通常なし日テレ系番組最大4台対応
FOD976円/1,320円/2,090円通常なしフジテレビ系番組コースによる対応
Disney+1,250円/1,670円通常なしディズニー・マーベル等2台/4台対応
DMM TVWeb 550円初回14日間アニメ・バラエティ複数プロフィールで条件付可対応
LeminoWeb 1,540円初回31日間 ※条件あり幅広いジャンル最大4台 ※同一作品除く対応
DAZNStandard 月4,200円通常なし ※無料コンテンツありスポーツ専門2台・1ロケーション対応

📌 各サービスの詳細

Amazon Prime Video Amazon Primeは現在月600円、年5,900円で、初回対象者には30日間無料体験があります。Prime VideoはそのPrime特典の一つです。

Netflix Netflixは現在、広告つきスタンダード890円、スタンダード1,590円、プレミアム2,290円です。通常の無料体験はありません。

U-NEXT U-NEXTはWeb申込で月額2,189円、初回31日間無料です。アプリ経由では月額2,400円になるため、この差は覚えておくとお得です(節約のコツは今後の記事でも詳しくご紹介します)。4つのアカウントで同時再生できますが、同じ作品などには制限があります。

Hulu Huluは2026年9月30日までは1,026円ですが、10月1日から通常1,320円となり、毎月400ポイントが付与されます。iTunes Store・Google Play・Amazonアプリ内決済では1,450円です。また、一般向けの2週間無料トライアルは2023年に終了しており、現在はキャンペーン等で無料体験が付く場合がある形です。

※Huluは2026年9月30日まで月額1,026円、10月1日以降は月額1,320円となります。

FOD FODは2025年以降のプラン体系が変わっており、現在は広告付きライト976円、スタンダード1,320円、ポイントMAX2,090円です。「FODプレミアム=976円」ではありません。通常の無料トライアルは2022年に終了していますが、期間限定キャンペーンや提携特典が行われることがあります。

Disney+ Disney+は2026年3月に料金改定され、現在はスタンダード1,250円、プレミアム1,670円です。通常の無料お試し期間はありませんが、JTBなど提携先の特典として無料期間が付くケースはあります。同時視聴はスタンダード2台、プレミアム4台です。

DMM TV DMM TVはWebでは月額550円、Apple/Google Play経由では650円。初回14日間無料です。プロフィールを分ければ異なる作品を同時視聴できますが、同じエピソードを同時再生することはできません。

Lemino Leminoプレミアムは現在、Web・ドコモショップ経由1,540円、App Store/Google Play経由1,650円です。対象者は初回31日間無料ですが、アプリ内課金など無料体験の対象外となる申込方法もあります。同時視聴は最大4台ですが、同じ作品を複数端末で同時視聴することはできません。

DAZN DAZN Standardは月額4,200円。年間一括32,000円、年間契約の月々払いは3,200円×12回です。通常の無料体験を前提にするより、無料登録で一部コンテンツを視聴できる「DAZN Freemium」がある、と説明する方が正確です。同時視聴は2台・1ロケーションです。※Huluは2026年9月30日まで月額1,026円、10月1日以降は月額1,320円となります。

DAZNについて

表の中にDAZNも入れましたが、これは映画やドラマを楽しむサービスではなく、スポーツ観戦に特化したサービスです。詳しくは第3回でご説明します。今回は「スポーツ専門のサービスがある」ということだけ覚えておいていただければ十分です。

4.シニア世代ならここにも注目したいポイント

料金や作品数だけでなく、シニア世代の方には特に確認していただきたいポイントがあります。

テレビの大画面で見られるか

小さなスマホ画面ではなく、普段使っているテレビの大画面で見られるかどうかは重要なポイントです。ほとんどの主要サービスはテレビ視聴に対応していますが、視聴方法にはいくつかの種類があります。詳しくは第5章でご説明します。

字幕・吹き替えの有無

海外の作品を見る際、字幕を読むのが疲れる、という方もいらっしゃるでしょう。吹き替え版が用意されている作品が多いかどうかも、サービスによって差があります。

家族と一緒に利用できるか

同居しているご家族と利用できるサービスなら、1つの契約を有効に活用できる場合があります。

ただし、家族との共有範囲や同時視聴のルールはサービスごとに異なるため、利用規約も確認しましょう。

「同時視聴が何台まで可能か」という項目は、家族複数人での利用を考えると、重要な指標ですね。

操作が分かりやすいか

サービスによっては無料体験期間が用意されています。Amazon Prime、U-NEXT、DMM TV、Leminoなどでは条件を満たせば無料で試せる期間があります。

一方、NetflixやHulu、FOD、Disney+など、通常の無料体験を設けていないサービスもあります。無料体験が利用できる場合は、操作性や作品の探しやすさを確認してみましょう。

ダウンロードして見られるか

Wi-Fi環境がない場所でも、対応している作品を事前にダウンロードしておけば、通信量を気にせず視聴できます。旅行先や病院の待ち時間などで活用したい方は、この機能の有無も確認しておきましょう。

5.テレビで見るのは難しくない

「スマホの小さな画面では見にくい」という方のために、テレビの大画面で視聴する方法をご紹介します。難しく感じるかもしれませんが、一度設定すれば普段の操作はリモコンだけで済みます。

スマートテレビならアプリから直接見られる

最近購入されたテレビには「スマートテレビ」と呼ばれる、インターネットに直接つながる機能が搭載されているものが多くあります。この場合、テレビ画面にNetflixやAmazon Prime Videoなどのアプリがすでに用意されていることがあり、リモコンのボタンひとつで起動できます。

ストリーミング機器を使う方法

お使いのテレビが古く、インターネットに直接つながらない場合でも心配はいりません。「Fire TV Stick」のような小さな機器をテレビに接続することで、動画配信サービスを視聴できるようになります。

HDMI端子とは何か

テレビの背面や側面には「HDMI端子」という接続口があります。ここにFire TV Stickなどのストリーミング機器を接続します。

機器の電源をつなぎ、テレビ画面の案内に従ってWi-Fiなどの初期設定を行えば、動画配信サービスをテレビで楽しめるようになります。

一度設定すれば普段はリモコン中心

最初の設定こそ少し手間がかかりますが、一度設定が完了すれば、その後はテレビのリモコンやストリーミング機器専用のリモコンを使って、普段のテレビ視聴と同じような感覚で操作できます。

Fire TVなどの具体的な設定方法については、別の記事で詳しくご紹介する予定です。

6.契約前に知っておきたい3つの注意点

動画配信サービスを契約する前に、以下の3点は必ず確認しておきましょう。

① 配信作品は入れ替わることがある

「このサービスにはあの映画がある」と聞いて契約しても、時間が経つと配信が終了していることがあります。

配信権の関係で、作品が入れ替わることは珍しくありません。契約前には、必ず見たい作品が現在配信されているかを確認しましょう。

② アプリとWebで料金が違う場合がある

スマホのアプリから契約すると、公式Webサイトから直接契約する場合とは異なる料金が設定されていることがあります。

契約前には、アプリに表示される料金だけでなく、公式Webサイトの料金も確認してみましょう。さらに携帯電話会社の特典やセットプランも含めて比較すると、さらにお得になる場合があります。

③ 自動更新なので解約方法も確認する

多くの動画配信サービスは、一度契約すると自動的に更新される仕組みになっています。「使わなくなったから自然に終わるだろう」と思っていても、実際には毎月自動的に料金が発生し続けます。

契約する時点で、解約の手順も一緒に確認しておくことを強くおすすめします。

7.迷ったときの簡単な選び方

ここまでの内容を踏まえて、目的別の簡単な選び方をまとめました。

こんな方にはおすすめの方向性
まず1つだけ試してみたい無料体験期間があるサービスから始める
映画をたくさん見たい映画の充実度が高いサービスを選ぶ
昔のドラマが見たい好きだったテレビ局系のサービスを検討(第2回で詳しく解説)
家族と一緒に使いたい同時視聴台数が多いサービスを選ぶ
スポーツを見たいスポーツ専門サービスを検討(第3回で詳しく解説)
なるべく安く楽しみたいセット契約や年払いを検討(第4回で詳しく解説)

無料体験が用意されているサービスなら、まず実際に試して操作感や作品の充実度を確認するのもよい方法です。無料体験がないサービスの場合は、契約前に見たい作品があるか、月額料金や解約方法を確認してから申し込みましょう。

ボクシングが好きなやまねこ編集長は、観たい試合が契約していない配信サービスでの中継だったので、無料期間を利用して視聴したことがあります。でも残念ながらこれが使えるのは1回だけ。2回目からは1ヶ月分の料金を支払って視聴しています。

まとめ

今回は動画配信サービスの基本的な仕組みと、選び方の考え方についてご説明しました。

大切なのは、「一番人気のサービス」を選ぶことではなく、「自分が一番見たいものがあるサービス」を選ぶことです。ランキングや評判に頼るのではなく、まずご自身が何を見たいのかを明確にすることから始めてみましょう。

動画配信サービス編第2回では、「懐かしいドラマ・バラエティをもう一度見る」というテーマで、テレビ局ごとの特徴やシニア世代に特に役立つ検索方法をご紹介します。「あの頃見ていた番組をもう一度見たい」という方は、ぜひ次回もお楽しみください。

動画配信サービスは、決して若い方だけのものではありません。むしろ、これまでのテレビ生活に新しい選択肢を加えてくれる、心強い味方になってくれるはずです。焦らず、ご自身のペースで、少しずつ試していただければと思います。

昔は「ぴあ」を片手に名画座に通ったものですが、今では自宅が名画座ですね。
タイトルとURLをコピーしました